「アドラー心理学-認知論」 相模原 成長痛と身体の痛み改善専門 【ひろメディカルケア】
今日はアドラー心理学の理論の一つ「認知論」についてです!
アドラー心理学では5つの理論を軸にしています。
|
以前にはこのうちの一つである「目的論」について少しだけ書きました。
「目的論」についてもまた書きたいと思いますが本日は「認知論」についてです。
認知のメガネ
同じものを見ても人によって捉え方がまったく異なることは良くあることです。
これは「人間は主観的な意味付けをして物事を解釈する」ということが原因です。
(例1)グループで先頭に立って束ねる人を見たときに
A君は
でもB君は
(例2)飲み会などで盛り上げている人をみた時。
A君は
でもB君は
このように同じ現象をみても人によって受け取り方がまったく変わるのは「認知の違い」から起こります。
その他の例としては、このブログはジュニアサッカーの指導者のかたも多く見て頂いていますが、そういう場の中では例えばこのようなことがあります。
(例3)全員を平等に試合に出すコーチに対して
(例4)子どもたちの試合で厳しいことを言うコーチに対して
どうでしょう?「ジュニア指導者あるある」ではないでしょうか?
なぜこのような違いが生じるのかというと、それぞれがそれぞれのフィルターをかけて物事を見ているからです。
ベーシックミステイク
現実的に「認知のメガネ」はおそらく誰の中にでも存在します。
まったく主観無しで全てを客観視できる人っているのかな?と考えるとなかなか難しいように思います(「嫌われる勇気」に出てくる「哲人」はそうかもしれませんね)。
認知の違いが多少あったとしても、生活する上でそれほど大きく影響しなければ問題は起きないのですが、それが極端に歪んでしまった時に問題は起こります。
例えば以下のようなものです。
- 誰かを食事に誘ったら断られた→自分は嫌われている
- 仕事で1回ミスをしてしまった→この仕事は自分には向いていない
食事に誘った時にその人には別の予定があったのかもしれませんし、仕事で1回や2回は誰でもミスをします。
しかし客観的にそのように見ることが出来ずに極端な主観フィルターで物事を見てしまうと問題が起こるわけです。
このことを「認知の歪み」と呼びます。
そして、このように極端に認知が歪んでしまっていることをアドラー心理学では「ベーシックミステイク」と呼びます。
ベーシックミステイクには大きく次の6つがあります。
参照:「折れない心を手に入れるアドラー心理学」 |
極端な思い込みから解放される
気持ちや心がつらい時にはベーシックミステイクから生まれる悲観的な言葉が常に頭によぎります。
それを繰り返すことでさらにマイナスの思いが強くなっていきます。
こうなっていくと段々と生きる活力も失ってしまいますよね。
そこから逃れるには「極端な思い込みから解放される」ことが必要です。
そのためにはまずは「これは極端な思い込みなんだ」と自覚することから始まります。
まとめ
ベーシックミステイクは直訳すれば「基本的な誤り」です。
「基本的な誤り」に心を捉われて気持ちを凹ましているのは時間と人生の無駄です。
なにか気持ちが凹むようなことがあったなら自分にツッコミを入れてみましょう。
食事にさそったら断られた時に「嫌われてるのかな」という想いが出てきたら「あいつにも都合があるでしょ!」とツッコミを入れる。
仕事でミスをしてしまって「自分は向いてないな」という想いが出てきたら「誰だってミスくらいするでしょ!」とツッコミをいれる。
まずはそんな単純なことでも習慣化してしまえばものすごく人生は楽になるのかもしれません。
認知の歪みから開放されるときっと人生が楽しくなると思いますよ!
それでは良い1日を!
LINE公式アカウント運営中です!
よろしければ下のバナーをクリックお願いします!
膝が痛い・肩が上がらない・腰が痛いなどでお困りでしたらご相談ください
当院の詳細はこちら:ひろメディカルケアのホームページ
LINE公式アカウントからお問い合わせやご予約も可能です:ひろメディカルケアLINE公式アカウント
twitterでも情報発信中です:ひろメディカルケアのtwitter
※このブログ内、及びリンク先に書かれている内容はあくまでも個人の感想であり万人に同じような効能効果を保証するものではありません