「タバコと風邪と禁煙セラピー」 成長痛と痛み改善専門 【ひろメディカルケア】
タバコって吸いますか?
いま周囲を見回すと喫煙者の方が圧倒的に少ない感じですが実際はどうなんでしょう?
これが20年前・30年前なら喫煙者の方が多かったような印象ですが今では考えられないですね。
実はわたしは昔はかなりのヘビースモーカーでした。
それがある時を堺に完全にパッタリとやめました。
そのキッカケとなったのが「禁煙セラピー」という本でした。
1日2箱半
タバコって昔は大人の象徴みたいなものだった気がします。
テレビや映画でかっこ良い大人はみんなタバコを片手にしてたそんな時代だったので、子どもたちが背伸びしようとするとまずは手にする必須アイテムのような感じ。
たばこ(煙草、tobacco)は、タバコ(Nicotiana tabacum)の葉を加工して作られる製品である。 日本の法令では「たばこ事業法2条3号」により、「製造たばこ」と定義され、「葉たばこを原料の全部又は一部とし、喫煙用、かみ用又はかぎ用に供し得る状態に製造されたもの」とされる。
Wikipedia「たばこ」より
私がタバコを吸い始めたのは20歳の時から(当たり前です!法律で決まってますから・・・ね)。
最初はせいぜい1日に半箱くらいしか吸っていなかったのですが、お酒の味を覚えてからどんどん増えていったような感じがします。
当時はマイルドセブンが220円くらいだったのかな?
いまでは名前が「メビウス」と変わっているそうで、値段も500円弱するんですね。
私はカッコつけて「ラッキーストライク」とか「キャメル」といったタバコを吸っていましたがこれが当時250円か280円くらいした記憶があります。
とにかく仕事中はずっと吸っているチェーンスモーカーで普通の日で2箱~2箱半、飲みなどに行けば3箱くらいは吸ってました。
いま思うとなんとも勿体ない感じがしてしまいますが、当時はそれが憩いだったのも確かです。
結婚して子どもが出来てもタバコ好きは相変わらず。
ただ、子どもが出来たことでなんとなく身体に気を使ったのか銘柄が「ネクスト」というニコチンが低いタバコに変えてました。
しかし、低ニコチンで吸い心地が軽いことで本数は増えたような記憶もあります・・・。
禁煙セラピー
ある時に風邪をこじらせて猛烈に体調が悪い日がありました。
熱も39度くらい出て喉が痛くて声も出ない。
当然、タバコなどを吸う元気もなく丸一日寝込んだ状態に。
翌日に近所の病院に行って、待ち合い室で元気無く待っていると本棚の中に1冊の本を見つけました。
それが当時話題となっていた「禁煙セラピー」という本でした。
この本はけっこうテレビや仕事中に聞くラジオなどでも取り上げられていたので話題になっていることは知っていましたが、「読むだけでタバコをやめられる本」と言われても正直いって「そんなことあるわけない」と全く信じていませんでした。
信じるもなにも、そもそも辞めようと思ったことが無かったので全くもって視野にすら入らない物だったのです。
それがこの待ち合い質でこの本を目にした時に「そういえば昨日から1本も吸ってないな・・・」と頭に浮かび、どういう心境だったのかよく覚えてないのですが手に取って読み始めてしまったのです。
内容は「タバコが人生にとっていかに無駄で無用で有害なものか」が延々と書いてある。
病院が混んでいたこともあって待ち合いでほとんど読み切ってしまいましたがその時にはそれほど心に何かが残るということもなく、「まあ、そりゃそうだよ」程度のものでした。
しかし、、、
その後で家に帰ってテーブルの上に置いてあったタバコの箱を見た時に「こんなものは無くても困らないんじゃないか?」という感覚に急になり、そのまま「昨日から1本も吸ってないならこのまま無くても大丈夫じゃないか?」という気持ちになってきて、そのまま箱を丸めてゴミ箱に捨てました。
それが約20年前。
それから1本も吸っていません。
たばこの影響
一般的にはタバコを吸うと肺が汚れることは知られています。
どの程度汚れるかというと下の写真の通りです。
左が非喫煙者の肺、右が喫煙者の肺で、右下に見えるのが心臓です。
肺の色についても驚きますが、もっと驚くのは心臓の大きさ。
明らかに右の写真の心臓は肥大していますね・・・。
一度タバコで汚れた肺の色が元にもどる時間については明確に分かっていないそうです(元には戻らないという説もあるとのこと)。
タバコを原因とした病気のなりやすさについても諸説ありますが、これだけ身体の器官を汚すものが身体にまったく影響を与えないとは考えにくいですね。
まとめ
喫煙は個人の嗜好なので大人が自己判断で周囲に迷惑をかけないで吸うのは問題ないと個人的には思います。
「タバコをやめる必要を感じない」とか「タバコで死ねるなら本望」というような言葉を聞くこともありますし、本人がそう考えているのなら仕方ないというか、まあそれでも良いんじゃない?と。
ただ、思い出すエピソードがあります。
私の父親は超ヘビースモーカーで、高齢になってもかなりの本数を吸っていまして、家族が「やめた方がいいよ」などと言っても「タバコで死ぬなら上等」くらいの事を言う強気なタイプ。
それが66歳の時に肺がんが見つかった時にはすでにステージ4。
静岡がんセンターの緩和ケア病棟に最後は入りましたが病室である時にしみじみと言いました。
「こんなに怖い思いをするならタバコなんて吸うんじゃなかった」
タバコだけが病気の原因だったとは言い切れません。
ですがそこまで切実な状態になってしまうとそう思ってしまうものなのでしょうね。
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