「膝の痛みに困る小学生 成長痛?」相模原ひろメディカルケア
横浜のサッカークラブ所属の小学生。
お父様からお電話で膝の痛みで歩くのもままならないとのご相談が。
電話で症状を聞いた時にはどう考えてもオスグッドっぽいと思ったのですが「今通っている治療院ではオスグッドではないと言われてまして」とのこと。
「2週間通っても変わらなくて困っている」とのことでお越し頂きました。
膝痛
横浜のサッカークラブでプレーしている小学6年生男子。
膝の下に痛みがあり好きなサッカーを2週間おやすみ中。
近くの治療院にかなりの頻度で通っていても良くならずで、グラウンドをびっこ引いて歩いているのを見たコーチから「相模原に行ってみては?」と紹介されてわざわざ横浜から来てくれました。
実際に痛い場所を教えてもらうと膝下の脛の骨が少し出ている部分で「脛骨粗面」と呼ばれる部分。
接骨院さんでは「オスグッドでは無いし、エコー検査で炎症も出ていないから、ただの成長痛だと思う」と言われたとのことですが、触ると明らかに熱をもっている。
屈伸は膝を水平より下には痛みで膝を曲げられない。
脛骨粗面に触るとかなり痛みを訴える状態。
通っていた治療院では「筋肉を緩めるのが大事」と言われたとのことで膝のお皿の上と脛骨粗面の範囲に電気治療したとのこと。
ちなみにオスグッドは上図のようなメカニズムで痛みが発生します。
これがオスグッドでないとしても、脛骨粗面部が痛くて筋肉を緩めるのなら膝のお皿(膝蓋骨)の上の筋肉を主に緩めてあげたほうが良かったように思います。
ちなみにオスグッドについてはこちらを↓
まとめ
なぜ痛みが出てるのか?についての狙いがつくことでどのようなアプローチが必要なのかを判断する。
当たり前なのですがこれがなかなか難しい。
今回の子は通った治療院で「ただの成長痛」と言われましたが、この「ただの成長痛」というのが一番本人も保護者も困るんですよね。
「どうしたら良い?」「ひたすら痛みを我慢??」となってしまう。
結果的にこの子は当院でケアをすることで大いに改善しました。
一つずつ段階を経る度に立って様子みてもらうと「10が5になった」「10が3です!」とドンドンと痛み方が変わっていき、10分ほどで完全に屈伸が出来るようになりました。
見ていたお母さんが「うそー!」と思わず大きな声を(笑)
ですが、この時点では膝周りについてはまったくケアしていません。
上の図では「大腿四頭筋」が膝蓋骨を引っ張る(硬くなる)のが原因となっています。
そして当院では「大腿四頭筋が硬くなることにも原因がある」と考えています。
当院では膝周りに直接のケアをする前にその部分を探してまずはそこをアプローチします。
ですので膝周りをケアする前の段階で痛みが大いに改善できることが多いです。
今回も膝以外の部分をケアしてあげることで、膝にアプローチしない段階で完全に屈伸が出来て「10だった痛さが1か1.5です!」と言ってくれました。
そして、最後に膝周りをケアしたあとで5分ほどの短い時間のアイシングをすると「痛みが無いです!」となりました。
それでは良い1日を!
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