「スポーツと音楽の関係について」 相模原 【ひろメディカルケア】

ひろ

こんにちは!ひろ(@hiro__mc)です!

こんにちは。

成長痛と身体の痛みの改善専門家、ひろメディカルケアのヒロです。

私は中学1年生の頃にギターを父親に買ってもらいましてそれから趣味として弾いています。

19歳くらいから少し勘違いしてプロミュージシャンになりたいなどという途方もない夢を見たこともありますが(笑)

いま思えば何かの間違いでプロになったりしなくて良かったと思う感じになっていますので、大人になりました・・・。

そういうわけで今でも音楽は好きで普段からけっこう聞いています。

そんな趣味があることもあってスポーツ選手が試合前にイヤホンで音楽を聞いているシーンなどをテレビで見たりすると、あれは何も聞いているんだろう?と素朴に興味があったりします。

ちょっと調べてみたらこんなサイトがありましたのでご紹介。

あのアスリートが試合前に聞いていた気合ソング7選

高橋尚子選手とイチロー選手の2曲しか知らないという・・・。

音楽はスポーツに有効か?

低強度運動を対象とした研究では,運動中に音楽を聴きながら効果を検証したものが多く,Yamashita et al.(2006)は,最大酸素摂取量の40%にあたる強度の運動中に音楽を聴いた場合と聴かなかった場合の主観的運動強度をボルグのスケール(RPE)を用い,その数値を比較したところ,音楽を聴いた場合の方がRPEが有意に低い値を示したことを報告しています(値が低いほど疲労感が少ない).しかし,心拍数には有意差が認められなかったことも報告しています.つまり,同じ運動強度でも音楽を聴きながら運動した場合は音楽を聴かずに運動した場合よりも疲れを感じにくいことが示されています

筑波大学陸上競技研究室「陸上競技の理論と実際」より

音楽の三要素は「リズム・メロディー・ハーモニー」です。

この中で絶対に無くてはならないのは「リズム」

民族音楽等にはメロディーもハーモニーもないリズムだけで成立する音楽もあります。

一方で例えばメロディーがメロディーとして成立する段階で必ずリズムが生まれます。

音楽でのリズムの基本は「テンポ」ですがテンポは音楽用語で「BPM」と呼ばれます。

また心拍数や呼吸数のことを医学用語では「BPM」と呼びます。
この互いのBPMの重なりがスポーツパフォーマンスに影響があるようです。

引用内での「同じ運動強度でも音楽を聴きながら運動した場合は疲れを感じにくい」という文面があります。

これは「音楽のテンポ」と「身体の動きのテンポ」が合うことで無駄なペースの乱れを抑えることが出来るというのが理由の一つとして言われています。

さらに好きな音楽を聞くことによってドーパミンが放出されます。

文中に「心拍数は変わらないが疲労感は差が出る」ということが書かれていますがその主な理由がこれです。

ドーパミンが放出されることで「報酬系」という脳内のシステムが活動して気分が高揚して快楽を感じる効果が生まれることが疲労感をについて低減するの感覚に繋がります。

BPMによるペース維持のような効果以外でもこちらの報酬系の効果できついランニングや筋トレが楽に感じるということも音楽には期待出来るということです。

身体への影響

早いテンポの曲を聞いた場合と遅いテンポの音楽を聞いた場合には身体への影響には違いがあります。

早い曲

  • 呼吸数増加
  • 心拍数増加
  • 血圧上昇

遅い曲

  • 呼吸数減少
  • 心拍数減少
  • ストレスホルモン減少

このような効果を考えると一口に「スポーツ」と言っても競技特性によっては効果のある曲調は変わりそうです。

例えば瞬発的な陸上競技の短距離走や格闘技のような競技なら早い曲が良さそうです。

一方で集中が重要なカーリングやアーチェリーのような競技ですと遅い曲の方が良いのかもしれません。

と言いつつも、結局は「好きな曲」ということになるのだと思いますが、私はその「好きな曲」というもの自体もアスリートは逆説的に決まってくるのでは?と想像しています。

例えば、陸上競技で100mをこれから走る選手は静かでシンプルなバラードより高揚感のあるアグレッシブなタイプの曲を聞きたくなる心境になるのではないかと。

海外のサッカー選手は何を聞いているか

現役選手12人が試合前に聴いている曲

こちらのサイトを参考にさせていただくと、サッカー選手は母国の伝統的な曲調のものが多い印象があります。

メッシやネイマールはもろに南米のリズムという感じ。

このリストを見るとサッカーの場合には速過ぎず遅すぎずのリズムが多いのかもしれません。

サッカーには速いプレーが得意な選手や緩急を使い分ける選手などいろいろなスタイルが混在するのでそれぞれの選手が自分の身体の動きのリズムに合う曲を選ぶ傾向があるのかもしれません(ロナウド選手の3人はちょっと異色かな・・・?)

ネイマール選手のこの曲なんかは軽やかにドリブルやリフティングをする場面が浮かんでくるリズムですね。

運動のお供

最近、運動不足を感じることが多いので出来るだけ時間の隙間で身体を動かすようにしています。

その時に聞く音楽によって疲労度が変わる感覚があること最近気づきました。

聞いていて一番疲労を感じないのが「メタリカ」(笑)

やはりヘビーメタルは体質に合ってるみたいです。

ちなみに自分が使ってるイヤホンがこれ↓

これは本当に素晴らしいイヤホンです。

音質が素晴らしい上にノイズキャンセリングもすごくて移動の時間などでも周りのノイズが消えてとても重宝しています。

まとめ

音楽を上手くスポーツに取り入れることで良い効果が生まれるなら試してみるのも有りかもしれません。

ただし、私が以前にやっていたサッカースクールで音楽を使ったトレーニングをやっていましたが近隣からの苦情で辞めざるを得なくなってしまいました・・・。

試してみる時にはこういう点にはお気をつけください!

それでは良い一日を!

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