「え？腰痛の85％は原因不明？？」　相模原　【ひろメディカルケア】

2022 9/28

2019年10月18日

こんにちは。

成長痛と身体の痛みの改善専門家、ひろメディカルケアのヒロです。

身体の痛みでお悩みのかたは本当に多いですが中でも腰痛に悩まされているかたは多いです。

スポーツをやっているかどうかはほとんど関係なく男性か女性かも関係ない。

年齢もあまり関係なく小学生などでも腰痛で困っていることも多々あります。

とにかく腰痛でお困りのかたは本当に多くて痛みの強弱を問わなければかなりの比率になりそうな印象です。

しかも、いろいろな病院や治療院に行ってもあまり良くならないというお話も多くお聞きします。

ですが、知っていましたか？

「腰痛の85％は原因が分からない」ということを。

非特異性腰痛

「非特異性腰痛」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。

非特異的腰痛は、「原因がよくわからない」ものの「心配する異常や病気のない」「危険ではない」腰痛といい換えてもよいでしょう。信号でいえば、”青信号”の腰痛です。いわゆるぎっくり腰（腰椎捻挫）や変形性腰椎症なども、画像検査で「ここが原因！」と特定することが難しく、非特異的腰痛に入ります。これに対して特異的腰痛は、診察や画像診断で原因が特定できる腰痛です。坐骨神経痛を伴う椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、〝赤信号〞の腰痛ともいわれる感染性脊椎炎や脊椎腫瘍など整形外科の病気のほか循環器科、泌尿器科、婦人科などのさまざまな病気が原因で起こる場合もあります。

東京大学東大病院運動器疼痛メディカルリサーチ＆マネージメント講座「非特異性腰痛とは」より

「非特異性腰痛」とは要するに「原因がハッキリと分からない腰痛」という意味です。

病院に腰痛で患者さんが来た場合にその原因をハッキリと指摘できる腰痛は15％しかないというのは驚きです。

なんと85％の腰痛は原因が分からない。

これを知ると多くの腰痛で苦しむかたがなかなか良くならずに悩み続ける現状もある意味では仕方ないのかもしれません。

この状況ならば病院の先生も手の打ちようがなくて痛み止めを処方したり湿布での様子見ということにならざるを得ないのかも？

原因が分からないのだから先生もどうしようもなくて対処療法で様子をみるしかない。

しかし痛み止めや湿布で多少は緩和されたとしても根治治療とはなっていないので痛みはなくならない。

結局は慢性的にずっと痛い腰を上手く付き合っていくことにならざるを得ない・・・。