「寒冷蕁麻疹」成長痛と痛み改善専門 【ひろメディカルケア】
冬になると出やすい「寒冷蕁麻疹」についてです!
冬になって気温が低くなった時に急に身体中が痒くなるようなことはありませんか。
その時に身体に皮疹が出ていたら、それはもしかしたら「寒冷蕁麻疹」かもしれません。
蕁麻疹
蕁麻疹(じんましん、Hives)は、急性皮膚病の一つ。痒みを伴う紅斑が生じる[1]。蕁麻疹の一種に血管浮腫(クインケ浮腫ともいう)と呼ばれる病態がある。また、アナフィラキシーショックの一症状として蕁麻疹が出現することがある。
アレルギー性では、食物性、薬剤性がある。非アレルギー性には、寒冷により生じる寒冷蕁麻疹など温度や刺激によって生じるものや、日光蕁麻疹、ストレスを感じた時に生じるコリン性蕁麻疹がある。
Wikipedia「蕁麻疹」より
蕁麻疹を経験したことがある人ならわかりますが、あの痒みは耐え難いものです。
私も子どもの頃には冬になると足などに蕁麻疹が出ることが時々ありました。
食べ物などでも何度か突然に出て注射を数本射たれた記憶もありますのでおそらくはかなり頻繁になっていたと思います。
蕁麻疹になると下のような皮疹が出てきます。
私は6年前くらいに久しぶりに原因不明の蕁麻疹が出てしまいましたがその時はこのような皮疹が身体中に出来てしまいました・・・。
寒冷蕁麻疹
「蕁麻疹」がおこるメカニズムは皮膚の「真皮」という層の中に「マスト細胞」というものが存在します。
そのマスト細胞には「ヒスタミン」という痒みの原因となる物質が蓄えられています。
マスト細胞が何らかの刺激が受けることでヒスタミンが放出されて皮膚の毛細血管に作用することで血液成分が血管外に漏れ出して皮疹となります。
この「マスト細胞への何らかの刺激」にはいくつかの種類があります。
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「寒冷蕁麻疹」はこのうちの物理的刺激によるものということになります。
ちなみにむかし「ハクション大魔王」というアニメがテレビでやっていましたが、主人公のハクション大魔王は「数字」を見ると蕁麻疹が出ていました(笑)
懐かしいですね。
寒冷蕁麻疹の対処
通常の蕁麻疹では発症したら「冷やす」と楽になります。
赤く出ている部分を氷嚢などで冷やすと随分と痒みが緩和された記憶があります(それでもかなりキツいのですが・・・)。
しかし、それが「寒冷蕁麻疹」の場合でしたら皮膚温度が下がると逆効果になるので温めてあげましょう。
また寒さではなくて暖かさに反応する「温熱蕁麻疹」というのもあります。
こちらも冬に出やすいので気をつけてください。
寒冷蕁麻疹は皮膚が外気に触れやすい部分に発症しやすくて、温熱蕁麻疹は衣類で覆われた部分に出やすいと言われています。
まとめ
6年前に身体中に蕁麻疹が出た時には我慢してサッカーの練習に行きましたが帰ってからは耐え難くて病院に行きました。
結果としてはあれほど痒かったのが1時間ほどで楽になった記憶があります。
本来は蕁麻疹が出ない体質に変えて、もし出ても薬に頼らずに何とか出来ればいちばん良いのですが、症状が出てしまえばやはり痒みで生活に支障が出ますので生活の質を保つためには病院に行くのが最善策です。
特に全身に症状が出てしまうと血圧低下で意識を失うことやショック症状が出ることもあるようなので気を付けてください。
発疹してしまったら病院に早めに相談するのが良いと思います!
それでは良い一日を!
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