15秒で解決!股関節の硬さ 相模原 ひろメディカルケア
「股関節が硬い」とコーチなどに言われることがあると思います。
股関節の痛みで治療に行った時にはそこの先生に言われることもあります。
そんな時にはどうしたら良いのでしょう。
ストレッチは痛いし逆効果なので私はお勧めしません。
一つの可能性としては、まずは「圧縮される側の筋肉」の状態を確認しましょう。
ストレッチは逆効果
「股関節を柔らかくしたい」と思った時にどのようにしていますか?
多いのは「ストレッチ」じゃないでしょうか?
しかし本当にストレッチをすると股関節は柔らかくなるのでしょうか?
もしストレッチで柔らかくなるのならこれだけ日本全国でもの凄くたくさんのスポーツ選手がストレッチをこれまでやってきたわけです。
なのに身体が硬いという悩みを多くの選手が持つ…はおかしくないでしょうか。
私の高校時代の友人はコーチから「身体が硬いのをなんとかしろ」と言われて、それから毎朝晩に「お酢」を飲んで嫌というほどストレッチするというのを2年間続けましましたが全然柔らかくならず。
むしろ怪我が多くなってしまった印象があります。
主働筋と拮抗筋
筋肉には「主働筋」と「拮抗筋」があります。
これは筋肉の名称ではなくて関節が動く時のそれぞれの役割に対しての名称です。
主働筋はその関節を動かす時に縮むことで主となって働く筋肉。
下の股関節の伸展の図でいえば股関節を後ろに動かす時には後側のハムスリングが主働筋となって働きます。
その時に反対側の腿の前の筋肉は緩むことで動きに貢献する「拮抗筋」となります。
この拮抗筋が緩まなければ腿は後ろに動きません。
この理屈は分かりやすいと思います。
股関節を開く
主働筋と拮抗筋の考え方で股関節を開く時のことを考えた場合。
股関節が開かないというのはどちらの問題があるでしょうか?
股関節を開くのだからお尻側が主働筋で股関節の内側が拮抗筋となります。
この場合には拮抗筋は例えば「内転筋群」ということになりますので、普通に考えると内転筋群が引っ張られた時に柔らかく伸びないので股関節が開かないというイメージになりますよね。
なのでこの内転筋群をストレッチで伸ばして柔らかくする・・・になりがちです。
つまり「内転筋群が硬くて伸びないから股関節が硬い。ならストレッチでゴムのように伸ばせ」という発想ですね。
しかし筋肉はゴムではないのでそれで柔らかく伸びることは難しいかと・・・。
股関節痛の小学生
下の動画は「股関節が痛い」という小学生です。
硬くて痛いので股関節が開かない。
ベッドに寝かせて足を重力だけで落とすとビフォー動画ではベッドに足が着かないのですがアフター動画ではベッドにあたっています。
股関節の痛みで悩んでいましたがこの間に掛かった時間は15秒程度。
もちろんストレッチはしていません。
これで彼を悩ませていた股関節痛は80%解決しました(その後で他の部分のケアを行って最終的には完全解決です!)。
まとめ
ストレッチでは無いのなら何をやったか?といえば伸びる側ではなく「縮む側」の筋肉を緩めました。
関節が開く時には圧縮される側の筋肉も柔らかくないとそこで詰まってしまうのです。
その筋肉に柔らかさがない状態で頑張って開く動きをすることで股関節に痛みが出てしまうということ。
人間の身体って不思議ですよね。
もちろん引っ張られる側に原因があることもありますのでそこは見極めをしてケースバイケースでの対応が必要です。
股関節の硬さや痛みにお悩みでしたら一度ご相談ください!
それでは良い1日を!
膝の痛み・肩の痛み・腰痛などでお困りでしたらご相談ください。
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