「【ギョサンを履こう】 扁平足対策」 相模原 成長痛と身体の痛み改善専門 【ひろメディカルケア】
こんにちは。
成長痛と身体の痛み改善専門家、ひろメディカルケアのヒロです。
なかなか身体の痛みが良くならない・・というお悩みで来てくれる子どもたち。
原因が思いつかないけれど膝が痛い、踵が痛い・・・と。
そういう子は足の裏や足首に問題があることが多いです。
特に最近の子どもの足には偏平足が多い。
足の裏と足首は身体を支える土台なのでここに問題があると身体のいろいろな部分に支障が出てしまいます。
どうして多い?
偏平足は何でこんなに多いんだろう?何が原因だろう?と考えると・・・正直わかりません。
「多くなっている」と書きましたが、なにか統計的なものは無いかと探してみたら以下のサイトにこのような記述がありました。
土踏まずは本来、5~歳で80~90%の子どもに形成されます。ところが、最近はこの土踏まず形成率が年々下がり、1988(昭和63)年には6割未満だったものが、2008(平成20)年の調査では50%を切っています。原因は、外遊びや歩いたり走ったりする機会が減ったことによる、足の筋肉の未発達と考えられます。
ベネッセ教育情報サイト「偏平足の幼児が増加!さらに足指の機能も衰退の現状」より
ちょっとこの文章が分かりづらいのですが、「土踏まずは1988年には6割程度は出来ていたけれど2008年には5割以下しか出来ない・・」という意味でしょうかね??
原因が「外遊びや歩いたり走ったりする機会の減少」とありますが正直これもあまりピンとこない。
当院に来る子はやはりスポーツをやっている子が多くて、むしろ一般よりも走ったりする機会は多い。
それでも偏平足の子が多い。
そこで個人的に考えていることは「履物」
特にサッカーをやる子は普段から「トレーニングシューズ」を履いていることが多いですよね。
サッカーのトレーニングシューズは底が一枚のゴムの板のような感じになっていて履いている時には意外と足の指を使いません。
これも原因の一つなのかな?と。
しかし!
一方では先日には極真空手の小学生が続けて来てくれましたがやはりこれがすべて偏平足。
ん~~、、空手は裸足でやりますからね。
そうなるとシューズもそれほど意味がないのか???
それとも競技時間以外の部分の影響が大きいのか???
この偏平足が増えている理由についてはまだまだ考察が必要のようです。
扁平足も筋肉の問題
偏平足はどのようなメカニズムで起こるのか。
身体のデザインは筋肉によって作られています。
扁平足になるということは、扁平足にならないために働く筋肉が機能不全を起こしていると考えられます。
その中でも特に後脛骨筋。
後脛骨筋が機能不全をおこした状態になってしまし足の裏を引き上げることが出来ないということはアーチが落ちて扁平足になっている要因として多いです。
偏平足の子は足の指を強く握ることが出来ません。
その時にはこの後脛骨筋をはじめとしたいくつかの筋肉が機能不全を起こしていることが多いです。
それと同時に足の甲の関節の動きが無いこともとても多い。
ですので、ご来院いただいた時にはこのような点を中心にしてケアすることになります。
ギョサンを履こう!
偏平足の改善には普段の習慣もとても大事になります。
扁平足も生活習慣の結果では?と思いますので日常から身体を変えていくことが必要です。
その中でもやはり普段に履いているものの影響はやはり大きいのでは?と考えています。
そこでこの履物。
「ギョサン」と呼ばれるサンダルです。
ギョサンとは、安価な一体整形の樹脂製ビーチサンダルに対する小笠原諸島独自の呼称。名前の由来は「漁業(従事者の履く)サンダル」や「漁協(で売っている)サンダル」の略である。
Wikipedia「ギョサン」より
元々は漁師が水の中で履く時に普通のビーチサンダルでは軽くて浮き上がってしまうため重いサンダルを作ったのが始まりとか?
その真偽はともかくこのサンダルは「ズシッ」っと重たい。
重たいサンダルを履いて動くと足の指で鼻緒をしっかりと握らないとならない。
それが結果的に足の指を使わせて、足の裏の筋肉や、ふくらはぎ周囲の筋肉を使わせるわけです。
当院ではこのギョサンを使ったトレーニングによって偏平足の改善を促します。
日常からこのギョサンを履いてもらうだけでも足には良い効果が出ますのでおすすめします!
なお、アーチをつくるための「インソール」や「サポーター」の類の使用はひろメディカルケアではお勧めしません。
むしろ状況を悪化させると考えていますがそれについてはまた改めて。
ちなみにひろメディカルケアでもギョサン販売しておりますよ!
相模原から扁平足を無くしたい!
それでは良い一日を!
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