どうします?歯が折れた!抜けた!の場合
スポーツでは色々な外傷を受けることが予想されます。
特に対人接触が多いスポーツや野球などの硬いボールを使うようなスポーツの場合には「歯の外傷」も可能性が高くなります。
今日は選手の歯が折れてしまったり抜けてしまったりした場合の対処法についてです。
このブログをお読みいただくと以下のことが分かります。
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歯
歯(は、英: tooth)は、口腔内にある咀嚼するための一番目の器官。
多くの高等動物が持つ。人間は乳歯と永久歯の二組を持つが(二生歯性)、ネズミ目のように一組の歯が伸び続ける動物もいれば(一生歯性)、サメのように、二週間に一組ずつ新しい歯が作られていく動物もいる(多生歯性)。化石化した哺乳類においてもっとも特徴的な部位であり、古生物学者達は化石の種類や関係を鑑別するのにしばしば歯を使う。
Wikipedia「歯」より
歯についてのトラブルといえば「虫歯」がまっさきに思い出します。
私自身も虫歯からの一連のトラブルで大変な事になった経験があります。
生きていくためには食べなくてはならないのですが、歯のトラブルを起こすとそれが不自由になるので本当に困ります。
子どもが歯の外傷を受ける際には上の前歯にダメージを受けることが多いそうですがそうなると女の子などは(男の子でも?)見た目にも大きな影響が出ます。
そう考えるとスポーツの現場で子どもが歯を折った時などに適切な処置が出来るかどうかはまさに人生を左右するかもしれません。
子どもを預かる立場の人なら真剣に考えて普段から準備しておくべき問題です。
歯に外傷を受けた時にやるべきこと3つ
歯が折れたり抜けたりしてしまった場合でも処置が良ければくっつく可能性はあります。
そのためにはその時に知っておくべきことが3つあります。
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上の3つの流れで行動するのですがその時に注意するべき重要なことが2つあります。
それは「歯根膜」を守るということです。
歯根膜をまもる
上の3つを行う際に絶対的に大事な事が2つあります。
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この2つは絶対に覚えておいてください。
歯の根元にある「歯根膜」という部分が活きているうちに歯医者さんで処置できればくっつきますがこの部分を洗い流してしまうともう駄目なのです。
なので泥や土が着いていても水道水などでは絶対に洗わないでください。
探した歯を乾燥させないために良く言われるのは「牛乳」に漬けると良いと言います。
でもなかなかグラウンドにタイミングよく牛乳やそれを浸して保持できるような物ってないですよね。
メディカルバックにも牛乳は普通は入れません。
これは折れた歯や抜けた歯をそのまま入れて歯医者さんに持って行ける歯の外傷時専用の道具です。
「状況カード」も入っていますので外傷を受けた時のことを記載して一緒に歯医者さんに持っていきましょう。
あまり気にされることが無い部分かもしれませんがメディカルバックに一つは必ずいれておくべきものです。
二つ目の「歯の根元に触らない」というのもつまりは「歯根膜」を保護するためです。
指で触ったりすることで歯根膜が壊れてしまうので絶対に根本には触らないようにして歯の頭の部分を持ちましょう。
まとめ
歯の外傷は時間との闘いですので出来るだけ迅速に行動してください。
とにかく大事なのは「歯を乾燥させない」と「歯の根元は持たない」です。
「歯のトラブル」についてはスポーツの現場ではあまり重く考えられていない空気もありますが、私自身が実際に歯で困った経験があるだけに軽く思えません・・・。
歯は折れたり割れたりしても歯髄に達しなければ痛みもそれほど起こらないとのことなので特に子どもは自身の判断ではそのままにしてしまいます。
やはり特に身体のことについては大人がしっかりと守ってあげる必要がありますので日頃から知識も道具も用意しておくことが必要ですね。
とりあえずは「ティースキーパー」をメディカルバックにご準備くださいね!
それでは良い1日を!
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