膝の痛みが良くならず悩んだ日々のこと 成長痛と身体の痛み改善専門 【ひろメディカルケア】
いま、ひろメディカルケアという場所を作っていろいろな方々の身体の痛みのお悩みに接しています。
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本当にみなさんいろいろと困っていらっしゃいます。
実は、私も息子が膝の痛みを抱える中で親として本当に困ったし悩んだ経験があります。
そしてその経験がいま治療家としていろいろなかたのご相談をお受けすることになるキッカケとなったのです。
今日は改めてですが、息子の膝痛が治らなくて焦った日々を思い出して書いて見たいと思います。
はじまり
長男は小学生の頃からずっとサッカーをやって来ました。
中学でも地元のクラブチームで良い仲間にも恵まれて主力選手として3年間がんばりました。
そして高校生になってサッカー部に入り1年生ながらAチームにも選ばれて順調にサッカーを楽しんでいました。
しかし、高校1年生の夏に突然に膝が痛くなってから全くサッカーが出来なくなってしまったのです。
それまで怪我やスポーツ障害などには無縁だったこともあり最初はすぐに治るだろう・・と軽く考えていました。
しかし、整形外科でレントゲンもMRIも撮ったけれど原因は不明。
「休み休みやるしかないかなぁ」というのが診断結果。
近所の接骨院にも通っていましたが2ヶ月くらい通っても変わらない状況。
さすがに焦り始めて、それからは「あそこは良いよ」と教えてもらった治療院にはことごとく通いました。
どこも「他で治らない痛みもお任せください!」のような言葉を売っているので今度こそ!と思って通う。
確かにそういう治療院に2ヶ月くらい通うと普段はサッカーを休んでいることもあって痛みは無くなる。
ですが、復帰すると3日で駄目ということの繰り返しでした。
治らない日々
がんばって治療に通って、良くなって、復帰許可をもらって練習に参加して・・・・また痛くなる。
これを何回繰り返したでしょう・・・。
仕方なく「また痛くなってしまいました」と治療院に戻るとなんだかこっちが悪いことをしてるような感じ。
さらに、そこでいろんな理由を言われます。
最初の通いはじめに言われることが多かったの膝痛の原因はほとんどが次の二つのどちらか。
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治療院の先生にこのように言われれば一般の人はそのまま信じますし、他に頼れないので言われるままにがんばります。
しかし、復帰許可が出て練習に参加してまたダメになって戻ると「新たな理由」が追加される。
もう細かく覚えていないけれど「膝上の脂肪が多いと膝が弱くなる」といった意味が分からないのもありました。
しかし、ある日「それは違うんじゃないか??」と思わざるを得ないことを言われたのです。
不信感
そこは「紹介がなければだめ」「週に2回必ず通い他の治療は受けないという誓約書を書く」というやたら上から目線の治療院。
いつもと同じように2か月通って5日でダメとなって再度行った時のこと。
このやりとりを息子から聞いた時には耳を疑いました。
本当にそうなら最初に言えよ・・・と。
誓約書通りに週に2回、自転車で何ヶ月も通った挙げ句にこの言われ方ですから息子はさぞやガッカリしたと思います。
私は基本的にどの先生も一生懸命に良くしようとしてくれているはずだと考えています。
ですが、このセリフを聞いた時にはさすがに「無条件に信じていてはいけないのではないか??」と思わざるを得ませんでした・・・。
転機
いま思い出すと「人を絶望させる言葉を良く平気で言えるものだな」と逆に感心さえしますが当時はどん底の気持ちでした。
もう頼るところは無い・・・という状況になった時にSNSでつながっていた愛媛県在住の治療家の先生のことを思い出しました。
どうせ駄目元だと相談してみるとそれまで言われたことのないことを原因として指摘されました。
これがいつもと同じような事でしたら何とも思わなかったかもしれませんがこれまで言われたことの無いことだったので「これはもしかしたら・・・」という気持ちになったことを覚えています。
結果的に愛媛県松山市の癒快治療院に息子を連れていきました。
そこで院長の畑中梁一先生に診てもらうと信じられないことに5分ほどであれほど悩んだ膝の痛みが消えてしまいました。
その日の朝も羽田空港を歩いていても痛みを感じていたのにぴょんぴょんと飛び回れるように・・・。
これは衝撃でした。
これまで自分が身体の痛みや故障などで治療を受けに行ってもこのように劇的に改善することはありませんでしたので、「身体の痛みというのは簡単には消えないもの」という先入観もありました。
それが目の前であっという間に痛みが消えてしまう。
世の中にはこのような治療法があったのか!と心から驚きましたし、感動しました。
決意
愛媛県で受けたこの素晴らしい治療が相模原にあれば。
いや相模原とは言わなくても神奈川にあればいったいどれだけの困っている子どもたちが救われるのだろう。
そう思わずにはいられなかった私は畑中先生を横浜に呼んでお披露目会のようなイベントを実施。
そこに知り合いのトレーナーや治療家の人に来てもらってこの技術を得てもらうキッカケになればと思っていました。
しかし、なかなかそれまでの常識を外れるような理論や技術は受け入れてもらえませんでした。
それほど畑中先生の理論と技術は「治療の常識」とは違っていたのです。
しかし、私はその効果を目の当たりにしているので全く迷いはありません。
ならば自分がやろう!
この技術を身につけて何とか少しでも多くの困っている人の役に立てようと思い立ったのです。
それから畑中先生に教えを受けるために神奈川県から愛媛県松山市に通い、身体のことや技術を勉強して、失敗も成功もたくさんしながら今に至ります。
まとめ
私の所にいらっしゃる方というのはどこに行っても良くならないという方ばかりです。
まさに「藁を掴む想い」という方ばかり。
中にはお電話でのお問い合わせの段階から不信感丸出しでお話されるかたもいらっしゃいますが私はそのお気持ちがよくわかります。
そういうみなさんは私のところにいらっしゃるまでの過程で散々にお悩みになられています。
きっとあの頃の私達親子と同じような想いで時間を過ごして来たんだろうと思います。
ちなみに、今わたしがタイムスリップであの頃に行けたら間違いなく息子をあの膝痛から救える自信があります。
あれから何年もの時間が過ぎて私も数え切れないほどの方々のお身体の悩みに触れさせていただきました。
「あそこに行けば何とかなる場所」が神奈川とは言わないけれど、せめて関東にあれば・・・という気持ちでしたが、少しずつその実現に近づけているような感覚もあります。
いろいろな診断や原因を言われたりすれば諦めの気持ちになってしまうことも多いですがダメ元でご相談いただければまたそれまでとは違うアプローチが出来るかもしれません。
どこに行ってもよくならない・・というお悩みがあれば一度ご相談ください。