「骨折について」成長痛と痛み改善専門 【ひろメディカルケア】
先日に知り合いのサッカーコーチからLINEで相談がありました。
その相談とはこのようなもの。
レントゲン写真を一緒に送ってもらったので見てみると完全に二つに分離している状態。
病院の先生はなんて言ってるのか聞くと「手術無しでもくっつくけど、ズレてくっつくと厄介」とのこと。
折れてるか折れてないか微妙であるとか、骨折といっても剥離骨折だということならばまたいろんな意見も出せるかもしれませんが、完全に折れてしまっていてはこれはもう私のような立場からは迂闊な意見は言えない事案です。
骨折
骨折(こっせつ、英語: fracture)とは、直達外力や介達外力により骨が変形、破壊を起こす外傷であり、構造の連続性が絶たれた状態のことである。
Wikipedia「骨折」より
一口に「骨折」と言ってもいろいろな種類の骨折があります。
いちばん想像しやすいのは長い骨が「ポキッ!」と折れてしまって2つに分かれてしまうタイプ。
二つに分かれる時の形状や状態(体外に露出するかしないかなど)によって細かく分類されますが大きく分けるとこのハッキリと部位が分かれる骨折のことを「完全骨折」と言います。
一方で部位が分かれずにつながっている状態での骨折を「不全骨折」と言います。
以前に書いた「剥離骨折」や「若木骨折」はこの不全骨折に類します。
折れた骨はどう治る?
折れた骨は時間の経過と共に自然に再生してくっつきます。
基本的に骨折の治療というのは人為的にくっつけるわけではなくて自然にくっつくのを待つことになります。
自然にくっつくのを待つとは言ってもその待っている期間の状態によって結果に影響を与える場合があります。
例えば、分かれてしまった二つの部位が位置がずれていたりするとそのずれた形のままでくっついてしまう可能性があります。
あるいは折れた骨と骨が離れてしまっていると距離が遠くてくっつかないということもあります。
なので、こういう場合には手術によって適切な位置や距離にしてあげてからその位置を保持することが必要となります。
まとめ
骨自体に物理的な損傷が起こっていることが明らかな場合、それが特に完全に折れてしまっている場合にはやはりこれは病院の先生にお任せするのが最適な方法だと思います。
どうしても納得いかない場合ならセカンドオピニオンを受けてみるのはアリですね。
ただし、「剥離骨折(骨膜剥離)」のようなものならかなり改善出来る可能性がありますのでご相談ください。
完全に折れてしまった骨を固定して治すとその期間にどうしても筋力が落ちてしまいますし、関節部の稼働が悪くなったりします。
こうなるとリハビリも効果的に出来なかったり、スポーツ選手だと競技のパフォーマンスに影響が出たりしますがこういう部分なら効果的なサポートをすることが可能です。
効果的にリハビリをしたいとかスポーツのパフォーマンスのサポートが必要というような時はご相談くださいね!
それでは良い一日を!
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