「膝の裏の痛み」その原因について
一口に「膝の痛み」と言っても実は痛む部分によって原因も様々なんです!
「膝が痛いんです」というお悩みでお越し頂くことは多いのですが、一口に「膝」といってもいろんな部分に分けられます。
膝の上、内側、外側、下の方、奥の方などなど。
その中でも意外と多いのが「膝の裏の痛み」。
どのようなことが原因となって膝の裏側の痛みは出るのでしょうか。
膝の裏側の筋肉
膝に限らず関節の周囲には表側も裏側も色々な筋肉が付いています。
膝の裏側の場合ですと、膝より上部からは「大腿二頭筋」「半腱様筋」「半膜様筋」(まとめて「ハムストリング」と呼ばれます)などが膝を越えて脛側に伸びています。
膝より下側からは「腓腹筋」が膝を越えて太腿側まで伸びています。
さらに膝周囲には「後脛骨筋」なども付着していますし膝をまたぐような「膝窩筋」という筋肉もあります。
このようにたくさんあるうちのどれかの筋肉を使いすぎたり(あるいは使わな過ぎたり)することで筋肉疲労などを起こして硬く収縮したりした状態になったりすると、その筋肉が付着している腱の部分に痛みが出やすくなります。
特に膝を曲げる時に痛む
先日にも「膝の裏側が痛くて病院に行ったら『膝が炎症している』と言われました」というかたがおいでになられました。
現在37歳で小学生時代からずっとサッカーをやっているけれど膝の痛みはずっとあってサポーターを使いながら痛みをごまかしながらやっているとのこと。
サッカーをやっているとまず膝の裏側が痛くなって膝が抜けるような感じがするということ。
うつ伏せに寝てもらって膝を曲げようとすると90°を少し越えたあたりで膝が「ガチッ!」とロックするような感じで曲がらなくなります。
ご本人いわく「膝の中が硬くなって何かが詰まっている感じ」ということ。
そこでこの動きに関する筋肉にアプローチしてあげると膝が「スルッ」と柔らかく曲がるようになりました。
その筋肉とは「膝窩筋」
その膝窩筋の機能を戻してあげるケアを行うことで柔らかく膝は曲がるようになりました。
まとめ
一般的には「膝が痛い」という場合には「膝の骨の関節が痛い」というイメージがあります。
なので膝の痛みは膝関節の内側に何かしらの異常があっての痛みだと思われがちです(もちろんその場合もあります)。
しかし、多くの場合には関節の周囲に付着している筋肉(腱)の問題からの痛みということが圧倒的に多いと感じます。
そうであるならその筋肉に起こっている異常を取り除いてあげることで劇的な改善がみられることがほとんどですのでご相談ください!
それでは良い1日を!
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